「来世は他人がいい」1巻がおすすめ!あらすじ&面白い所は??
極道の家で育った高校生2人の歪な恋愛模様!
本記事では、「来世が他人がいい」の第1巻の紹介をさせていただきます。
正直私は、恋愛漫画があまり好きではありません。
あくまで個人的な見解ですが、だいたいのストーリーが、「第1印象マイナスで男女出会う⇒意外にいい奴!⇒謎のライバル登場⇒付き合う⇒終わり」な気がするからです。
しかし、本記事で紹介する「来世は他人がいい」は、かなり歪な恋愛物語です。
1.あらすじ
大阪に住む女子高生、染井吉乃は極道の組長である染井蓮二を祖父に持ちます。
ある日、祖父から東京の極道・深山一家の総長の孫・深山霧島との縁談が持ちこまれ、吉乃は上京します。
爽やかで紳士的な霧島に悪くない印象を持った吉乃は、東京の学校に転入することに。
霧島と吉乃は共に生活をしますが、意外に普通な吉乃の性格に、霧島は次第に飽きてきます。
何故なら、彼の持つ性癖は、「我儘な女にメチャクチャにされたい」というものだったからです。
2.1巻のキーパーソン
1巻のキーパーソンを紹介します。
なお、主要な2人は前の記事で紹介していますのでよければ読んでみてください。
motty1142suyasuya.hatenablog.com
○染井蓮二(そめい れんじ)
染井蓮二は、染井吉乃の祖父で、暴力団染井組の組長です。
高校生の孫がいるようには見えないほど若々しい容姿をしており、吉乃にも「ワシに似て美人」と言っているため、容姿には自信があるようです。
極道の組長というには不釣り合いなほど気さくな性格をしています。
また、「東京の人間はソースを使い分けない、なんでも中濃ソース」というちょっと変わった偏見を持っています。
(出典:「来世は他人がいい」1巻 小西明日翔)
「つまり寂しいお前のためにお膳立てしたろうと思ってワシが相手探してきたったんや!」
○女子高生3人組
吉乃と霧島が通う学校に在籍する、女子高生3人組。
霧島に好意を持っているため、霧島と一緒に登校する吉乃をいじめます。
結果、霧島のついでに吉乃にキレられることになる、かませ犬っぽい可哀想な3人組です。
3.1巻の魅力
1巻の魅力を紹介します。
○吉乃の啖呵のかっこよさ!!
極道の家で育ったとは思えないほど、吉乃は普通の高校生に見えます。
そんな彼女が、なめられたときの切り返しがともかく秀逸!
霧島でなくとも惚れてしまいます。
○霧島の正体は?
1巻の最後で、深山霧島が、深山組総長の実の孫ではないことがわかります(血の繋がりはあり、大伯父)。
「12歳の頃におしかけた」という霧島の説明ですが、何故、幼い子どもが極道の家におしかけたのでしょうか?そして、実の親は?
まだまだ謎が多い本作品から目が離せません!