「推しの子」5巻が面白い!あらすじ&面白い所は??
アクア、かな、あかねが共演する舞台「東京ブレイド」
脚本家vs原作者の戦争勃発!!
本記事では、「推しの子」5巻のあらすじを解説します。
舞台「東京ブレイド」で共演することとなったアクア、有馬かな、黒川あかね。
役者として、アクアを巡る恋のライバルとして、ぎくしゃくする2人。
そんな中、漫画原作である「東京ブレイド」の練習に原作者が参加して…。
1.5巻のあらすじ
漫画原作の舞台「東京ブレイド」に起用されたアクア、有馬かな、黒川あかね。
かつて天才と謳われた有馬かなは、劇団ララライの看板役者・姫川の影響もあり、練習段階から輝かしい演技を見せます。
一方、役を徹底研究する黒川あかねは、自身の演じる役・鞘姫が原作とは違う性格をしていることやそもそもの出番が乏しいことから、研究が進まずに苦戦します。
そんな中、稽古を見に来た原作者・鮫島アビ子が「脚本…全部直してください」と言いだします。
2.5巻のキーパーソン
5巻のキーパーソンを紹介します。
鮫島 アビ子
鮫島アビ子は、「東京ブレイド」の原作者である漫画家です。
22歳の若さながら、大ヒット作品を生み出し、師である漫画家からも天才と思われています。
一方、「この世のクリエイターの9割は三流」「信じられるのは自分の才覚だけ」という、若くして大成した故の驕りもあります。
有馬 かな
4巻でアイドルデビューした有馬かな。
5巻では、舞台女優として活躍します。
アクアと共演した2巻のドラマでは、周りが大根役者ばかりだった故、サポートに徹していましたが、今回は実力派揃いの劇団ララライの看板役者・姫川と組むことに。
同じく天才と言われた黒川あかねすら圧倒する「私を見ろ」というアグレッシブな演技を見せつけます。
コスプレやファンアートで引っ張りだこな人気キャラです↓↓
昨日推しの子6巻届いて読みましたっ!有馬かなちゃんが可愛すぎる!!私の推しの子です。#推しの子ファンアート pic.twitter.com/FfCDYkL5oM
— ▽• ο •▽✗✗✗ (@___o_o___ooOzzZ) November 23, 2021
3.「推しの子」5巻はここが面白い!
「推しの子」5巻の面白いところを解説します。
・脚本家vs原作者
5巻で勃発する、脚本家と漫画家の争い。
飛び抜けた才覚を持つ鮫島アビ子は、他人を信じません。
自分が脚本を書くとすら言ってのけます。
彼女がそうなった大きなきっかけは、2巻でアクアと有馬かなが共演した失敗ドラマの原作が、彼女の師の作品であり、自分が大好きな作品だったからです。
そんな彼女に、彼女の師・吉祥寺頼子がとる行動は??
・脚本家の苦悩がわかる!
皆さまも、大好きな小説・漫画のドラマ化やアニメ化の際、設定を変えられてショックを受けたこと、ありませんか?
ちなみに私は、硬派な作品に無理やり恋愛を入れようと男女ペアにするのが嫌ですね。
男男ペア、女女ペアの片方の性別が変わってるみたいな。
さらに既婚者設定が独身になっていたりすると、もはや「君は誰?」みたいな。
ファンからするとショックなこんな出来事も、理由があってのこと。
黒川あかね演じる鞘姫も、原作では迷いながら戦う心優しい女性だったのが、攻撃的なキャラに。
熱いバトルが人気な「東京ブレイド」を短時間で魅力的に演出するには、対立構造を明確に、バトルシーンでしっかり魅せるのが最適だからとのこと。
脚本家さんの考えの深さがわかります。
【推しの子】(赤坂アカ×横槍メンゴ)の2.5次元舞台編がスゴイおもしろい。5巻の原作者と脚本家、総合責任書と原作者、それぞれの想いや事情のぶつかり合いと駆け引きが実に興味深い。この作品、実写化したらいいのに。 あと、6巻の「大根役者」の成長や役者同士の因縁など、読み応えあるわぁ。 pic.twitter.com/Ym9ezXc6cG
— 魎魍魅魑 (@yomenaiyo) November 19, 2021