『ハコヅメ~交番女子の逆襲』14巻がおすすめ!あらすじ&面白いところは?
ロングシリーズ『奥岡島事件の恩賞』編、開幕!
女性警察官の苦悩も。
本記事では、『ハコヅメ~交番女子の逆襲』14巻のあらすじを紹介します。
13巻で明かされた、源の家族の事情。
14巻では、彼の養父が奥岡島事件で何をしたのかが明かされます。
また、女性警察官独自の悩みも知ることができます。
1.あらすじ
13巻で新しく登場した猿渡署長と、源の養父。
猿渡署長の解説記事はコチラ↓↓
motty1142suyasuya.hatenablog.com
2人は警察の同期であり、岡島県警史上最大の覚せい剤取り締まり事件である「奥岡島事件」で共に捜査した間柄でもありました。
当時、源の養父が所属していた情報収集班には、副署長の妻であり、藤たちの警察学校時代の教官でもあった鬼瓦の姿も。
2.14巻のキーパーソン
14巻のキーパーソンを紹介します。
○ 源の養父
源の養父(血縁関係は伯父)は、現在は交番勤務をしており、ロングシリーズ『同期の桜』編で登場しています。
彼は、奥岡島事件では、情報収集班の班長という要職についており、捜査の進捗を大きく進めるような情報をとってくるほど優秀な人物です。
一方、初めて彼を見た鬼瓦は、「もし殺し屋が実在したら 多分こんなもん」を思っています。また、嘘をつくときに顎を触る癖のある猿渡署長は、「閣下(源の養父)は、おまえ(源)のことをすごく愛して…大切に育ててきたからな」という台詞の間、顎を触っていました。
義理の親子ですが、伯父甥の間柄でもあります↓↓
(出典:『ハコヅメ~交番女子の逆襲』14巻 泰三子)
○ 虎松譲二
虎松譲二は、奥岡島事件の主犯です。
彼は、密売グループのトップであり、グループ幹部から慕われています。
奥岡島事件では、岡島県警は、ほとんどの売人を捕まえることができましたが、トップの彼はなかなか尻尾を見せず、姿すらわかりませんでした。
そんな虎松譲二ですが、内偵捜査中の源の養父と鬼瓦の前に現れ…。
3.14巻のここが面白い!!
14巻の面白いところを解説します。
- 『奥岡島事件の恩賞』編、スタート!
14巻から、ロングシリーズ『奥岡島事件の恩賞』編が始まります。
源親子の絆、捜査の闇、「恩賞」とは果たして?
次巻の15巻で完結します。
14巻ではゲスにしか見えない虎松ですが、15巻では別の顔も見せたり…↓↓
ハコヅメも(特に奥岡島事件の恩賞編がまさに)なんていうか「信頼できない語り手」のやり方だよねえ……ただ泰先生がすごいと思ったのはその使い方にはフィクションっぽさがなくて、「事実は一つだけどそれぞれの立場から見えたものは違うよね」って現実に落とし込んでるところ……
— 🦀原@火だるま (@goodwil1hunting) October 4, 2021
- 女性警察官は大変…
女性機動隊の一員でもある川合。
藤の同期・桃木巡査部長と一緒に訓練に参加します。
しかし、川合も女の子。
月に一度のあの日と重なり、悲惨な感じに…💦
それでも職務は諦めません!!