「春の呪い」がおすすめ!1&2巻あらすじ、面白いところは?
最愛の妹を失った姉と、妹の婚約者。
残された2人がおりなす、歪な恋愛ストーリー
本記事では、小西明日翔さんによる漫画作品「春の呪い」を紹介させていただきます。
小西明日翔さんは、本ブログで紹介されている「来世は他人がいい」の作者でもあり、作者初の連載作品でもあります。
また、高橋ひかるさん主演でドラマ化もされている、人気作品です。
※同じ作者ということで、カテゴリ「来世は他人がいい」に入れていますが、2作品に関連性はありません。
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1.あらすじ
最愛の妹・春を亡くした立花夏美(たちばな なつみ)は、春の婚約者・柊冬吾(ひいらぎ とうご)に交際を持ちかけられます。
夏美は、冬吾と春が一緒に行ったところに連れて行ってもらうことを条件に、柊冬吾との交際をはじめます。
妹以外、何も求めなかった夏美。
そんな彼女が、妹亡き後、その婚約者と付き合う罪悪感に襲われながらも、だんだんと柊冬吾と過ごす時間が楽しく感じていき…。
2.「春の呪い」の登場人物
「春の呪い」の登場人物を紹介します。
「どんぐり落ちてると
— 講談社「コミックDAYS」【毎日無料連載更新中 19誌が定期購読できます!】コミックデイズ (@comicdays_team) July 31, 2021
拾いたくなりません…!?」
『春の呪い』(小西明日翔)追っかけ連載の無料話更新です。
第4話 9月(前編)(1) | コミックDAYS https://t.co/zRK2jBc3Ug
思い出の店に入る9月。
11月の景色を思いながら語られる回想。
○立花 夏美(たちばな なつみ)
立花財閥の血を引く、ごく普通の明るい女性であり、本作の主人公です。
立花家は既に没落しているため、夏美の実家はごく普通の一般家庭です。
父母と折り合いが悪く(というよりも、父母の仲が悪い)、愛されたという過去に乏しいため、自分に愛情を向けてくれる妹・春をともかく可愛がっています。
○柊 冬吾(ひいらぎ とうご)
柊冬吾は、財閥の御曹司である銀行員であり、夏美の妹・春の婚約者です。
彼は、母の薦めで立花家の娘と見合いをし、春と付き合うようになります。
男前で聡明、性格は大人しく真面目ですが、自分のやりたいことや将来への展望がなく、感情に乏しい印象を受けます。
そんな彼ですが、夏美の破天荒な行動にはいちいち反応しています。
○立花 春(たちばな はる)
立花春は、夏美の妹であり、享年19歳の若さでがんで亡くなっています。
彼女は、聡明で落ち着きがあり、学業成績も優秀なため、柊冬吾の母に気に入られていました。
3.「春の呪い」はどんな人におすすめ?
「春の呪い」は、どんな人におすすめなのでしょうか?
- ちょっと歪な恋愛物語が好き
本作品は、亡き妹の婚約者と交際するという、ちょっと歪な恋愛物語です。
明るい恋愛よりも、三角関係などちょっとダークな要素が入った方が好きという方は是非!
- 姉妹愛ものが好き
本作品の魅力のひとつに、夏美と春の姉妹の絆があります。
両親から愛されない故に結びつきの強い姉妹の絆ですが、冬吾という異分子が入った故に、一旦、歪な形になってしまいます。
妹への愛と、冬吾への感情の折り合いの夏美の決着のつけ方は、注目です!